Johnny's labo

ジャニーズについて研究します。

AinoArika

「AinoArika」、これはHey!Say!JUMP通算12枚目のシングル曲*1である。

この曲は、私がHey!Say!JUMPに改めて触れるきっかけとなった曲である。

 

私が初めてこの曲を耳にしたのは『一番ソングSHOW』だった気がする。

余談ではあるがその数か月前まではメンバー9人の名前は知っていて顔と名前も一致していたが、誰が7で誰がBESTかがあやふやだったという微妙な認知の仕方でいたが、2013年の冬頃にJohnny's netのProfileページを全部(グループ・ソロ含め)スクショして覚えた。
しかし、デビュー直後は気にしており、「Your Seed」などは好きだった。

『一番ソングSHOW』の時は(伊野尾って金髪だったっけ?なんか手越みたい)という感想しか無かった気がするのだが、その後、夏頃にチラッと耳にした「明日へのYELL」にハマってしまい、JUMPの曲を聴くようになって最初に聴いたのがこの曲だった。

 

そして、聴いているうちにどんどん好きになっていってしまった。

例えば

人々の願い集めて 星は空を流れて行く
忘れじの光を 胸に焼き付けて

ここの歌詞がとても印象的だった。
"流れ星に願いをかける"というありふれた情景を、立場を変えることでこんなにも素敵な歌詞になるとは思いもしなかった*2

 

また、他にも好きになるポイントが隠されていた。

それは、作詞作曲がHIKARI氏であるところだった。

HIKARI氏といえばTOKIO*3という印象があった私だったが、調べてみるとV6*4、嵐*5、さらにはSMAP*6など数多くのアーティストの曲を手掛けていた*7

この方が手掛けた曲が良曲でないはずがない、と妙に納得したのを覚えている。

 

そんな曲であるので、昨年のベストアーティストのジャニーズLOVEソングメドレーでこの曲が選ばれたときはとても嬉しかった。
なのでTwitterなどで不平不満が続出していたのがとても不愉快であった*8
しかし放送後は手のひらを返したように喜びのツイートで溢れていたのが滑稽であったのだが*9

 

そして今、この曲が再燃している。

きっかけは昨日3月6日に放送されたBay FMの番組「Bay Storm」である。

嵐の二宮和也がパーソナリティーをしている番組なのだが、この日のON AIR楽曲の2曲目が「AinoArika」であった。

普段はリリースに合わせた選曲であり、1曲目もKAT-TUN「UNLOCK」であったので意外な選曲であり、とても驚きつつも喜んでいたのだが、これが伏線になるとは誰も予想だにしなかった。

その後のコーナーが終わり、3曲目のタイミングになったのだが、ここで二宮くんが「お宝音源、用意してきましたよ」と突然発したのだった。

事の顛末を説明すると、2015年の放送の中で二宮くん本人のお便りが番組中に読まれなかったらお宝音源を流すという公約を掲げており、実際放送されず、しぶしぶやることになったのだ。

1月3回目あたりの放送で「お宝音源?先々週くらいに流しましたよ?」ととぼけた発言*10をし、「じゃあファミリーのカバーね」とやる気の無さそうにしていたので、こんなサプライズが舞い込むとは思ってもいなかった。

そして曲が流れだすと、ピアノ伴奏でイントロではわからなかったのだが、「人々の願い集めて~」と歌い出し、即座に全てを把握した。

そう、「AinoArika」だった。

ここまで完璧なサプライズは経験したことがなく、鳥肌が立った。

やはり二宮くんは"天才"であった。

 

私は、オリジナルとカバーとどちらが優れているとは思わないし、全く別のものだと捉えているので、一部で比較するようなツイートがあって残念なのだが、他の人が歌うことによって曲の良さを再発見できるので、とても良かったと思っている。

どうしてこの曲を選んだのか、アレンジは誰がしたのかなど今後本人の口から語られることがあるだろうが、それを楽しみにしたいと思う。

この企画が恒例化することを秘かに期待している。

*1:両A面

*2:このような感覚になったのは、あとは「Sexy Summerに雪が降る」の"声をなくして 叶えた 人魚の願いのように"くらいである

*3:「GREEN」「glider」「見上げた流星」「路傍の花」「Dreem&Breeze」など

*4:UTAO-UTAO」「Orange」「Voyager~ボイジャー~」「Portraits」など

*5:「忘れられない」「over」「目指した未来へ」

*6:「Mistake!」など

*7:関ジャニ∞Kis-My-Ft2などにも提供

*8:当時は「愛よ、僕を導いてゆけ」を知らなかったので口調が強いのだが、のちに聴いてみるととても好きな曲になった

*9:みっともないことに嵐ファンも同様であるのだが

*10:平気で嘘をつくのは恒例である